壱岐・対馬 第3報



      猿岩                          左京鼻

4月26日、いよいよ壱岐の芦辺港に向かう、時間に余裕があったので久しぶりにセーリング、バウが波を切る音が心地よい。11時芦辺に着く、港は広くジャスコまえの岸壁に横着けする。目の前に壱岐牛を食べさせるお店、歩いて10分につばさ温泉200円、図書館も有り退屈しません。この日の夕食はランプステーキ1900円也を食べる,美味しかった。

4月27日、歩いて数分のところにレンタカーあり島内観光に出かける、先ず少弐公園を訪れる、きれいに整備されて海の眺めが素敵でした。つぎは勝本のイルカパークに行く、丁度イルカの食事時間でしたがお客は私達を含め4人だけでした。ここイルカパークも高齢化が進み年寄りイルカばかりで、ジャンプも元気がありませんでした。次に行く予定の湯の本湾に寄り停泊場所を探すも中々見当たらない、漁師さんに尋ねると自分の船に横抱きさしてくれるとの事有り難い。壱岐一番の港郷の浦でお昼となり名物うに丼2000円なりを食す、まずまずの味でした。途中で寄ったのは猿の横顔そっくりの猿岩、早速カメラに収めました。つぎは壱岐で一番高い岳の辻に行く、多くの島なみを見渡せるも残念ながら対馬はガスっていて見えませんでした。観光を終えて港に戻ると、風向きが変わりヨットが岸壁に押し付けられている、つっかえ棒の足板が効いて何とか接触は免れましたが、干満差2m50cmで岸壁の下がえぐれているので、大きなフェンダーをいれても船体が牡蠣で擦られそうです。風は強くなるし困っていると、九州綜合サービスの次長さんがヨットを見に来ていて、親切にもジェットフォイルの浮き桟橋に泊めるよう交渉してくれました。このように見ず知らずの方の親切に何時も助けられています。岸壁に比べればここは天国、干満差は関係ありませんので係留ロープの調節もフェンダーの位置の心配いりません、今夜はぐっすり眠れそうです。

4月28日、、天気予報を見るとここだけ強風波浪注意報が出ています、風も25ノット位吹いています、あまりにも居心地がよいのでもう一日ここに泊まる事とする。 レンタカーで昨日行けなかったところを訪れる、古墳の鬼の岩屋、大昔にかような立派な住居を作っていたとは吃驚しました。海水浴場の綺麗な砂浜の続く清石浜、素晴らしい景観の左京鼻などによる。最後に北海道の山ちゃんから、ヨットミホが印通寺港に居ると連絡があったので訪れるも残念ながら留守でした。

4月29日、強風の中8時芦辺港を出て湯の本に向かいます、久しぶりの荒れた天候で浪は2.5m位バウから時々大波を被ります、勝本を回るあたりまで苦労しましたが、湯の本湾に入る頃には浪も静かになりました。勝丸の漁師さんが待っていてくれ自分の船に横抱きにしてくれました。着いて早々海老館の温泉に行く、茶褐色の鉄分と塩分を含んだ本格的な温泉でした。今日の疲れも一気に吹っ飛びました。

明日は対馬の厳原に向かいます、今日で3日間強風波浪注意報が出ています、明日は少し静かになります様に。


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