本州・北海道一周 第12報





6月26日
出航以来始めてのホテル泊まり、登別グランドホテルは、お風呂も食事も最高でした。広い浴室には誰も居なく、バックでパドリングを楽しみました。夜は皆で カラオケに行き、歌やダンスを楽しみました、ヨットで来ている事を忘れてしまう一時でした。

6月27日
バイキングでお腹一杯になり、腹ごなしに地獄谷まで歩く、冷たい風が心地よい。神秘の湖クッタラ湖に行くが霧あ深く、残念ながら見えませんでした。来年サ ミットが開かれると言う洞爺湖ウィンザーホテルに行く、洞爺湖を眼下に見下 ろす素晴らしいロケーションにある、しかし一泊3万以上と聞いて吃驚する。2階にあるパン工房のパンが美味しいと聞いて早速買って帰る、帰り道工藤さんの 知り合いのお店(しずく)でコーヒーブレイク。お昼は伊達市の有名なソバ所(大徳)で日本ソバを頂く、函館からわざわざ来てくれ我々を案内してくれた工藤 さん、守屋さん有 難うございました。夜は福田先生ご夫妻と焼き鳥や(一平)にて久しぶりに肉料理を頂く。

6月28日
福田先生にお借りした車で札幌に行く、制限速度70kmなのにスムースに走るには120km出さないと走れない、私も走るほうですが北海道の方も走り屋が 多い様です。北大のポプラ並木を見に行くが、大分倒れて数が減っていました。しかし緑の多い広大な敷地内に研究室が点在し、こんな素晴らしい環境で勉強で きる学生は羨ましいと思いました。

6月29日
朝より霧がかかり霧雨が降っている、近くの白鳥大橋記念館に行く白鳥大橋が作られた様子が詳しく説明されている。祝津展望台からは白鳥大橋、ヨットで通っ てきた大黒島などがはっきり見える。地球岬に行き記念撮影、幸福の鐘を力一杯3つ鳴らす。地球岬の由来はアイヌ語のポロチチウニ(親である断崖)がなまっ てなったそうです。マリーナのレストランブロートにて名物母恋めしと言うホッキ貝の炊込みご飯を食べる。マリーナの直ぐ近くに最近出来た温泉(ゆらら)は 露天風呂もあり中々きれいな温泉でした。

6月30日
今日も霧雨、美味しい室蘭の水をタンクに満タンとし明日の出航に備える、福田先生の口利きでゲスト扱いとなりマリーナでは色々便宜を図って頂き感謝してい ます。

7月1日
室蘭5時出航、噴火湾はチョッピーな波でローリングが激しい、恵山岬を過ぎてからは太平洋の大きなうねりが加わる。又津軽海峡からの吹き出しもありスピー ドがでない。やっとの思いで尻屋埼港に着くも泊める場所が見つからない、作業船に横抱きさしてもらう、廻りはなにも無い寂しい所です。

7月2日
尻屋埼より八戸へ向かう、最初は静かだった海も八戸へ入る頃には波2m、風もブローで30ノット越すようになった。港内に入り停泊場所をさがしていると、 車がホーンを鳴らしライトをパッシングして停泊場所に誘導してくれた、八戸唯一のヨットマン盛さんでした。夜は居酒屋(利助)にて一杯やりながらヨットの 話で盛り上がる、奥さんと二人でディンギーに乗っていて、将来はクルーザーを買って南太平洋をクルーズするのが夢だそうです。

7月3日
盛さんにレンタカーまで送ってもらい、十和田湖までドライブする、乙女の像まで立派な木の遊歩道が出来、木の香りも真新しい。帰り奥入瀬を所々立ち寄りな がら戻る、銚子大滝は水量も多く素晴らしい眺めでした。途中ピザハウスティファーナでコーヒーブレイク、頂いたピザは1972年以来199645枚のピザ でした。港に帰ると隣にイカ釣り船が泊まっていてイカを頂く、夜は盛さん夫妻お寿司屋でお別れパーティをひらいてくれる。

7月4日
八戸5時出航、盛ご夫妻見送ってくれる、最後までお世話になりました。今日も70マイル弱のロング、真向かいの風でスピード出ない、5マイル沖だしして やっと5ノットのスピード、12時間かかって宮古に着く。

7月5日
ハーバーの方に車にのしてもらいコインランドリーに、コープで買い物してバスでハーバーに戻る、今日も1日雨。

7月6日
今日も5時出航、宮古港は入り口両側に定置網あるため沖だしして気仙沼に向かう、70マイルを12時間かかって気仙沼に着く。歩いて5分の所に銭湯、コイ ンランドリーあり、途中に食堂もあり便利なところです。

写真は室蘭地球岬と登別温泉
      
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