本州・北海道一周 第2報





4月16日
今日は朝から雨、ルノースポ−ツによるドライブも回転数を上げると家内が怖がるので真価を発揮出来なく終わってしまいましたが、ギヤチェンジとアクセル ワークのスムーズにいった時の加速の良さは十分味わえました。お昼はそば処にて美味しい日本ソバを頂く。村上さんからピースボートの話を聞き、豪華客船に よる世界一周よりこれによる世界一周のほうが、色々な方達と交流が出来る様で、何時かは行ってみたいと思いました。

4月17日
8時内海フィシャリーナを出航、途中百貫島までは定置網が多くこれらを縫う様に走り、ずいぶん神経を使いました。今回は大崎下島のゆたか海の駅に停泊、奥 まった港で一寸分かりずらいところでした、近くの御手洗港は江戸時代北前船等の潮待ち、風待ちで栄えた町で、江戸情緒あふれる町並みが残っています。なま こ壁のお屋敷をさがしていて、たまたま訪ねた人がそこで働いていたと言うことで案内してくれ、又そこの女主人が80歳にはとても見えないシャキッとした方 でお屋敷の中まで色々説明してくれ、天井裏の鴨居までみせてくれました。帰りのバスが無くなり船まで歩いて帰りましたが30分以上かかり、でも有意義な一 日でした。

4月18日
早朝6時30分医師アマチュア無線のロールコールに出る、久しぶりにQFA局、OMA局、CDJ局、AEF局等の声を聞くことが出来ました。オートチュー ナーの調子が悪く此方からの電波はあまり届かなかったようです。余り寒かったので発電機を入れ暖房をとっていました、少し変な匂いがするとは思っていまし たが、お互い鼻の入り口が真っ黒になっているのを見て大笑い、しかし笑っている場合では有りません、発電機を見るとススで真っ黒になっています、とくにミ キシングエルボウ付近がひどい。早速プロに電話して指示を仰ぐ、排気系統のどこかに穴があいて排気ガスが洩れているとの事、CO中毒にならなくて良かった とホットしました。おかげでキャビン内はススで真っ黒、これが取れるまでには1ヶ月位かかります、しばらく発電機は使えません。

4月19日
早朝7時出航、屋代島の東和町の小さな漁港に入る、ここではペンション経営の中尾さんに大変お世話になる。ヤンマーを紹介してくれエルボーの穴の空いたと ころをパテで塞いでもらう、暫くは発電機使えそうです。

4月20日
7時30分姫島に向かう、豊後水道にさしかかると吹き抜けの南風が時々30ノット近くになり、バウが右60度位ふられオートパイロットがギブアップしそう になる、四肢をふんばっていないと飛ばされそうになる。家内も瀬戸内海は静かなはずではなかったのと怒っています、3時間ゆられて姫島につきましたが、干 満差4mの岸壁は潮が引いていて着岸に一苦労クタクタに疲れた一日でした。でも夜には隣の船の漁師さんがとれたての太刀魚を4匹も持ってきてくれました、 2年前やはり隣の船の漁師さんからイカを頂きましたが彼の弟さんだったそうです。家内は今日は岸壁が高すぎて上陸はあきらめました。

4月21日
7時姫島を出て関門海峡潮待ちのため新門司マリーナに向かいます、昨日とは打って変わってベタナギの海でした、5時間少しで入港する。

4月22日
今日は朝から雨、時々雨足激しくなる。雨の中関門を通るの始めての経験ですが行き会い船も少なく、波も静かで一時間ばかりで簡単に通ってしまいました。 12時30分室津フィシャリーナに着く、日曜日とあって大勢の方がセレナを訪ねてくれました。

写真
第1報の写真は小豆島四方指展望台の景観です
ルノースポーツと私
御手洗港の江戸情緒あふれる灯台

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