本州・北海道一周 第4報





4月30日
今日は休息日、朝より境港外洋帆走協会の会長さん始め8名の方がセレナを訪れる、コーヒーを淹れて歓談する。午後は自転車に乗りスーパーセンターに買い物 に行く。ガスランタン、食料品などを購入。ついでに40分ほど自転車に乗り、私の大好きだった水木しげるの記念館、妖怪通りを散策、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪 達のモニュメントが可愛い。帰りみなと温泉館にて汗をながしさっぱりする。

5月1日
朝から激しい雨、出航をあきらめていたが日が射してきたので鳥取むけ出航、地蔵崎を過ぎる頃より風強まり、時々40ノットオーバーのブローがあり船は激し くヒールする、そう言えば強風警報がでていた、戻ったほうが良いかなと思わず弱音を吐くと、家内がスピードがでているからこのまま行きましょうと言う。今 まで風速25ノットをオーバーすると怖がっていた家内がまだまだ35ノットだから大丈夫と言うようになりました、変わるものです。鳥取港に入っても30 ノットオーバーの風が吹いています、永美さんから頼まれた鳥取外洋帆走協会のメンバーが3人がかりで船を 寄せてくれ助かりました。夕方には福谷さんと言う方がいらして車で市内の温泉に連れて行ってくれ帰り海陽亭で新鮮な魚介類を頂きました。
保安庁が臨検に来ましたが、まだ新米でこちらが色々教えてあげ感謝されました。

5月2日
朝から雨,出航を断念する、福谷さん今日は観光に連れていってくれる、先ず鳥取砂丘に行き砂で作ったモニュメントを見て写真を撮る。次は仁風閣を見学、大 正天皇が皇太子のおり行幸、お泊りになったフレンチルネッサンスの豪華な建物です。
港湾にもう一日分の停泊料(1800円)を払いに行くと今日は緊急避難と言うことでタダにしてくれました、評判の悪い港湾ですが中には話の分かる人もいる ようです。
今日も大勢の方の訪問を受けました、夜には川下さんと言うかたがここの名物もさエビの刺身をもってきてくれ、またその頭を入れた即席の味噌汁を作ってくれ ましたがその美味しかった事、言葉では言い表せない程でした。夜9時30分頃、お世話になった永美さんたち隠岐の島向け出航する。

5月3日
朝8時福谷さんの見送りを受けて出航、柴山港に向かいます。港に入る頃より風強まる、ここではお世話になる吉津さんのお父さんが、自転車で走り回って停泊 場所を指示してくれる。大きな台船と漁船の狭い場所に強風の中無事着岸して、台船で仕事していたお兄さん達が拍手、女性だから手伝うのだよと言いながら舫 を結んでくれ大助かりでした。旅館海幸にてお風呂と洗濯。夜は吉津さんが車でお寿司屋に連れて行ってくれ、セレナでコーヒーブレイク、これからの港の情報 を教えて頂く。境港から此方はヨットマンのネットワークが出来ているようで、私達のようにクルージングする者にとって大変助かります。

5月4日
伊根向け出航、久しぶりのベタナギの航海、昼過ぎ港に着く、ここが京都とは暫く前まで知りませんでした、ここは船屋で有名です。向井酒造を訪問する、女性 杜氏が切り盛りするめずらしい酒屋さんです。お風呂は、買い物は困っていませんかと親切にして下さる。

5月5日
鷹巣港むけ7時出航、今日もベタナギ、7時間30分で港に着く。目の前に民宿鷹巣荘あり、ここの温泉は今はやりのかけながしの天然温泉、露天風呂からはセ レナが見える絶好のロケーションでした。明日は雨の予報なので休養してバスで福井市に行くつもりです。

写真は妖怪通りのネズミ小僧と鳥取砂丘の砂の芸術作品です。
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