本州・北海道一周 第11報





6月19日
久しぶりの上天気、緊張の納沙布通過も視界良好で無事終え、ユルリ島沖に向かっていると巡視艇から電話あり、前方に網あり迂回するように言われる。その後 も安全が確認できるまで伴走してくれ、最後は手を振って別れていきました。5時間かかって落石港に着く、ここでも山崎さん停泊場所を誘導してくれる。夜は ヨットユルリの共同オーナー正木さんをまじえて、ジンギスカンバーベキューでお別れパーティをしてくれる。

6月20日
7時落石出航厚岸に向かう、山崎さんもやいをはずし出航を見送ってくれる、最後までお世話になりました。途中より霧がかかり視界200m位となるが、厚岸 入港時には霧も晴れ塚田さん出迎えてくれる。塚田さん宅にて洗濯、お風呂に入れてもらう。夜はお寿司屋で美味しい魚介類を頂く。

6月21日
早朝塚田さん大量のコンブを持ってきてくれる、8時厚岸出航釧路に向かう、間もなく霧がかかり視界100mとなる。レーダー、舷灯、オレンジの回転灯を点 け前方にホンダワラ、浮遊物、魚網の旗竿等に注意して進む、緊張の連続で神経を使います。5時間余りで釧路に着く、早速米町展望台まで歩いて近くのスー パーで買い物して帰る。夕方井澤さんセレナ訪問、浜番屋にて炉辺焼きを御馳走になる、イカ、タラバ、ホッキ貝、コマイ等をお腹一杯頂く。

6月22日
朝早く地元の猪俣さん、この停泊場所は良くないから中の船だまりに泊めるように漁師さんに交渉してくれる。泊めなおした場所はコンブの荷揚げ場でとても静 かな場所、来月のコンブ解禁まで空いているとの事、有り難い。井澤さん10時に迎えに来てくれ、釧路市立博物館に行く、釧路の歴史と生物アイヌ等に関する 展示物が多かった.お昼は天皇陛下も訪れたと言う竹老園東本店で日本ソバを頂く、美しい庭園を眺めながら美味しいソバを頂く。次に釧路湿原に連れていって くれる、細岡展望台からの眺めは雄大でしばし時の経つのを忘れる。途中で湿原近くの萱沼温泉に入り、反対側の北斗展望台に行く、此方側から見る湿原は又別 の顔を見せます。丹頂鶴保護区では10数羽の鶴を見かけそのうちの2羽が美しい飛翔まで 見せてくれました、帰りコインランドリーまで送ってもらいお別れする。夜東京から戻った中野さんと6年振りにに再会、炉辺焼きで食事の後、井澤さんの経営 するお店に行く、以前釧路で高級クラブだったお店を買い取り改造したと言う、シックで落ちついた雰囲気のステンドグラスの美しいクラブでした。明日5時出 航にもかかわらず船に戻ったのは11時近くでした。

6月23日
6時出航十勝に向かう、又霧にまかれて視界100m、十勝港入港時視界30mとなりGPSとレーダー頼りにゆっくり進む、直ぐ近くに防波堤を確認して漁協 前に止めほっとする。近くに銭湯あり帰りスーパーふくはらにて買い物して帰る。

6月24日
十勝6時に出て浦河に向かう、度々霧がかかり見透しが悪い。途中からイルカが伴走してくれる、セレナの舳先を右に左に泳いでいる、目がとても可愛い。9時 間余りで浦河に着く、近くを散策するとやたらべこもちの張り紙が目に付くので買ってみる。砂糖と黒砂糖で味のついた甘いお餅でした。

6月25日
浦河出航8時間で苫小牧東港に着く、途中度々霧が出るが今回もイルカが伴走してくれて慰めてくれた。、ここは何もない所、フェリー桟橋に行ってみるがコー ヒーラウンジは4時開店、諦めて船に戻る。

6月26日
苫小牧6時出航,霧雨が降り少し寒い、後ろ斜めからの波でローリング激しい。北海道最後の寄港地室蘭のエンルムマリーナに午後一時到着する。福田先生出迎 えてくれる、早速船を上架してくれ船底を調べてくれる、擦り傷ていどでホットする。函館から工藤さん、守屋さんかけ着けてくれ、今夜は登別グランドホテル で1泊する予定を立ててくれる。これからの事は次回第12報で詳しく。

写真は落石港と釧路湿原
      
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